爪切り、送迎、服薬管理など、デイサービスでどこまでしてもらえるか疑問に思ったことはありませんか?
デイサービスでは多岐にわたる支援を提供していますが、中にはできないこともあります。
そこでこの記事では、支援協力の範囲について以下の内容を中心に解説します。
- デイサービスのおもなサービス
- 爪切り、送迎、服薬管理の支援範囲
- オールウェイの支援紹介
爪切りや送迎などの支援範囲を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
デイサービスのおもな支援内容
デイサービスは、高齢者や障がいのある方が対象で、デイサービスセンターなどにおいて、日常生活の支援を提供しています。
そして具体的なサービス内容は以下のとおりです。
【おもなサービス内容】
- 健康チェックや体力測定
- 食事、排せつ、入浴などの介護サービス
- 歩行訓練、入浴動作訓練などの機能訓練
- レクリエーションや月間行事などの余暇活動
- 他の利用者や地域との交流
- 介護に関する相談支援
デイサービスでは日常生活の介護からレクリエーション、機能訓練まで多岐にわたるサービスを提供しており、利用者の方の生活を多方向から支援しています。
デイサービスの支援はどこまで?爪切り、送迎、服薬管理について
デイサービスでは豊富なサービスを提供していますが、中にはどこまで対応してもらえるのかわかりにくい支援もあります。
そこでここでは、特に支援範囲について質問をいただきやすい「爪切り」「送迎」「服薬管理」について、一般的なデイサービスでの支援の範囲について解説します。
爪切り:爪に異常がなければしてもらえる
高齢者の中には、ご自分で爪を切ることが難しい方もいらっしゃいます。
そして自分でできなくなったら、デイサービスで切ってもらえると思う方が多いのではないでしょうか?
多くのデイサービスでは、爪切りサービスを行っており、切ってもらうことは可能です。
しかし爪切りは、場合によっては医療行為に該当するため、以下のような場合は切ってもらうことができません。
- 爪そのものに異常がある
- 爪の周囲の皮膚に化膿や炎症がある
- 糖尿病などの疾患に伴う専門的な管理が必要
爪やその周囲に異常があったり、糖尿病のような疾患がある場合は、爪切りをしてもらえないことがあるので、気になる場合は施設に確認してみましょう。
参考:『医師法第17条、歯科医師法第17条及び保健師助産師看護師法第31条の解釈について(通知)』(厚生労働省)
送迎は自宅の安全な場所までが基本
デイサービスのサービスには基本的に送迎支援が含まれており、どのデイサービスを利用しても送迎してもらうことができます。
ただし送迎業務の範囲は事業所によって若干違いがあるため確認が必要です。
送迎は自宅から施設まで
デイサービスの送迎は基本的に「自宅から施設まで」です。
またお送り時は「安全な状態と認められるまで」送迎することが求められています。
したがって送迎は、ご自宅の安全な場所にお迎え、安全な場所まで送ってもらえるため、足の悪い方でも安心して利用できるでしょう。
一般的な送迎の距離は30分圏内
利用を希望するデイサービスが遠方にある場合、送迎が可能かどうか気になる方もいらっしゃることでしょう。
結論、送迎の距離や時間に明確な基準はありません。
ただし目安としては、一般的に片道30分圏内あたりが送迎可能範囲である場合が多い傾向です。
具体的には各事業所で送迎範囲を決めており、範囲外の送迎はできなかったり、別料金がかかったりすることもあるため、気になる場合は施設に確認しておきましょう。
場合によって居宅内介護も可能
送迎時の居宅内介護を行っている事業所もあります。
居宅内介護とは具体的に言うと以下のようなサービスになります。
- デイサービスに行くための着替え
- 戸締り
- ベッドから車いすへの移乗など
要介護度の高い方などデイサービスに行く準備ができない方は、送迎時ご家族の介助が必須ですが、居宅内介護のサービスを利用することで、ご家族不在でもデイサービスへ出かけられます。
送迎時の居宅内介助サービスを提供するにはさまざまな条件が必要で、サービスを提供できる事業所は限られているため、利用を希望する場合は事前に確認しておきましょう。
服薬管理:利用中の管理は可能
デイサービスでは以下のような服薬管理も提供しています。
薬の準備と確認
持参された薬が処方通りのものか確認し、預かった薬は適切に使用できるように管理します。
薬の使用、内服のサポート
適切な時間、タイミングで薬を使用、内服のサポートを行います。
デイサービスでは、内服の介助のほか、軟膏の塗布や湿布の貼付、インスリン注射などを支援しています。
状況観察
体調の確認、血圧測定、創傷の観察などを行います。
医療機関やケアマネジャーとの連携
適宜医療機関やケアマネジャーと連携を取り、内服状況や状況観察の報告もしています。
薬の預かりは難しいことも
デイサービスでまとめて内服薬などを預かるのは、難しい場合が多いです。
薬の管理には、専用の保管場所の用意や個別の管理、薬によって冷蔵保管などが必要で、まとめて預かることはできない可能性が高いでしょう。
支援範囲がわからない場合はケアマネジャーなどに相談しよう
爪切り、送迎、服薬管理について具体的に支援範囲を解説しました。
このほかにも、どこまで支援してもらえるか気になることがあると思います。
支援範囲がわからないときや、支援して欲しいことを提供できるデイサービスを探したい場合は、ケアマネジャーに相談することをおすすめします。
オールウェイでの支援内容をご紹介
ここからは、金沢市、野々市市にあるデイサービスオールウェイの「爪切りサービス」「送迎サービス」「服薬管理」について紹介させていただきます。
安全に配慮しながら爪切りの支援を提供しています。
オールウェイでは、希望のある方を対象に爪切りサービスを行っています。
爪切りサービスの対象者は?
爪切りサービスは基本的に、本人またはご家族から希望があったときに提供させていただいております。
現在は、手に麻痺や震えがあり、ご自分での爪切りが困難な方などからのご希望が多い状況です。
爪切りの頻度は、その方のご様子を見て行っておりますが、おおむね週に1回~月に2回程度となっています。
安全安心への配慮について
爪切りは基本的に看護師が対応し、爪の状況を確認しながら実施させていただいております。
また感染症対策のために、ご本人が持参された爪切りやニッパーを使用します。
なお巻き爪の場合は、施設での対応が難しいため、ご家族やケアマネジャーの方と連携をとり、医療機関での対応をお願いしています。
安心・安楽な送迎を提供します
オールウェイでは、安心してお通いいただけるように、ていねいな送迎を心掛け、ご本人の状況に合わせて対応しています。
例えば、
- 玄関先まで
- 鍵を開けて家に入るまで
- 靴を脱いで家に上がるまで
など柔軟に調整いたしますので、足がご不自由な方でも安心してご相談ください。
また道中は、見守りや姿勢を整えるなどの支援はもちろん、皆さまの移動時間が和やかで楽しいひとときになるようお話かけなどを心掛けています。
そして送迎車は、軽自動車やワンボックスカーなどをご用意しております。
利用者様の状況やご自宅の場所、道路状況に合わせて、適切な車でお迎えに上がります。
徹底した服薬管理を行っています
服薬管理はご利用者の健康と安全を守るための重要な業務であり、細心の注意が必要です。
オールウェイでは、デイサービスご利用中、確実な服薬ができるように、丁寧な服薬管理を行っています。
薬の受け渡しについて
お薬は、朝の送迎時に玄関先でお預かりするか、カバンに入れていただいて施設来所時に回収させていただく形で、確実に受け渡しを行っています。
ミスのない徹底した服薬管理
お預かりしたお薬は、プレートにクリップで止めて所定の場所で管理し、服薬管理一覧を活用して、確実にミスのない服薬に努めています。
しっかり服用まで確認
内服時には、渡したスタッフが飲むまで目視で確認して、空になった袋を回収します。
空の袋は飲んだことの確認のために、その日一日は捨てず保管しています。
また、服薬終了後は無線にてスタッフ全体に報告し、さらにプレートに薬が残っていないか確認を行います。
オールウェイでは、ご利用者の方々に満足してご帰宅いただけるように、必要な支援にはできる限り対応しています。
ご質問・ご相談は、お気軽にお電話かお問い合わせフォームよりご連絡ください。
デイサービス オールウェイでは無料体験を実施中!ぜひご利用ください
デイサービス オールウェイでは、随時無料体験を実施中です。
オールウェイは創業してから16年間で、約2,000名のご利用実績がある、県指定通所介護施設のデイサービスです。
現在、石川県の野々市市、金沢市に合計4つのデイサービス施設を地域密着で運営しています。
各施設の紹介記事はこちら
無料体験では、本記事でご紹介したオールウェイの機能訓練のメニューを実際に体験していただけます。
お申し込みはお電話またはお問い合わせフォームから無料体験していただけます。
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